旅するデザイナーブログ

Wandering_Designer’s blog

世界中どこを旅していてもきちんと働けることを目指して12年。今では好きな時に好きな場所で仕事をしています。しかし、皆が憧れるような「旅するような自由な時間」を持つどころか「いつでも仕事」「いつでも子育て」という状態で、息苦しい毎日。後回しにしていた「やりたいこと・言いたいこと」にも少し力を注いでみよう。それが健全な生活な第一歩かもしれない、と思い立ち、記録としてブログを始めてみることにしました。

【名古屋 四間道・円頓寺】鉄板フレンチ ピヴォーテ (Pivote)

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四間道の古民家風外観に惹かれて入店した、オシャレな鉄板フレンチ。

名古屋四間道・円頓寺付近で良いレストランは・・・と思いを巡らしたところ、数年前に小洒落た古民家風の建物群にレストランが複数入っている場所があったことを思い出しました。

本日2018年11日10日は、名古屋丸の内近くの円頓寺本町商店街で、この時期恒例のクラフトマルシェとパリ祭が同時開催されています。このイベント関連で昼過ぎに人に会う用事があるので、その前にお腹を満たせる場所を探していました。

イベントでは、たくさんの飲食店が出展されていますが、どうせコミコミで選ぶ間も食す場所も無いだろうと、露天飲食は出発前からあきらめていました。(実際にこの判断は正しかった)

直前でしたが、急いで予約電話をしたところ、1名ならOKとのことで、そわそわ出発しました。

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 1.入店のきっかけになった外観 2.入り口 3.内装 

 

ピヴォーテの鉄板焼きは繊細。お肉は絶品。

きちんと下準備が施された素材に、適切に火を入れるような調理法で、繊細さを感じました。盛りつけがきちんとされていたため、そういう印象が強くなったのかもしれません。ただ・・・「私だったら、そのお皿にその料理をそのように盛らない」と思うところもあり、若干気になりましたが、あくまでこれは感性のはなし。良し悪しの問題ではありませんので、あしからず。

鉄板焼きといえば派手な演出で振る舞うお店もありますが、そういう感じではありませんでした。大人がしっぽり行くのに調度良さそうなお店です。

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5. 前菜:北海道秋刀魚のパリパリ焼き。パリパリ感がいい感じ。けれど少量で、ちょっぴり残念。もっと食べたかったです。

6. 魚料理:白身魚のハーブ風味ホワイトソース。お魚も美味しかったですが、ソースが絶品!飲むようにソースをいただきました。

4. お肉料理:尾崎牛のいちぼ。「レアすぎないレア」という、わけの分からない注文に対応していただき、ありがとうございました。お肉はここ数年で最高のものでした。味付けに薫製醤油・わさび・薔薇塩を小鉢でいただき、味比べも楽しかった。魚料理を終えた時点では、この量で果たして満腹満足になるのか?という感じでしたが、お肉ですっかり満たされました。

ランチで5,400円は高いけど、鉄板フレンチのこの品質でこの価格なら安い。

元々私は「素材の味を大切にされた料理」が好きなので、鉄板料理はかなり好みです。ただし、ちょっぴりお高目なので、そうそう積極的には行けません。

こちらのお店のランチメニューは2,500円から。しかし、一番安い「本日の肉料理or魚料理ランチ(2,500円)」の本日のメインはハンバーグとのこと。せっかく鉄板焼きにきてハンバーグもなぁ・・・ということで「本日の鉄板おまかせコース(5,400円)」を注文。食前酒のビールを入れて6,000円ほど。

これをディナーでいただけば、倍以上するだろうので、ランチ様々です。

美味しい料理と良い食器、隠れ家風のちょっぴり非日常な雰囲気を楽しめて、この価格なら、いい感じかな。

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 7. 食前酒:サッポロビールが特別なレストランにのみ卸している最高級無濾過ビール「白穂乃香」。苦いビールが苦手になってきてしまったので、最近は日本のビールを敬遠しがちでしたが、飲んだ事がなかったので、注文。大変おいしい!おすすめです!見かけたら注文すべし。目の前のピカピカの鉄板から届く焼きたてお肉の香りだけで、ビールが進む進む!

8. アミューズズワイガニのあんかけ。なめこも入っていて和風な感じ。これから魚やら肉やらが入る胃袋には程よかったですが、お料理自体にハッとするようなものは、残念ながら感じられず。

9. 最後に:普通のお茶と手作りアイス。

 

お会計の対応は、スタッフの方がされるのかと思いきや、大将自ら対応いただき、ちょっと驚きました。 恐らくこのお店は「大将がお客様と直接関わるスタンス」で、スタッフは本当に“補助”の立ち位置、なのかもしれません。

食べ終わった私は、すっかり満腹になり、満たされた状態で、クラフトマルシェとパリ祭という戦場へ向かったのでした。

 

・気になったこと

私は(ギリギリでしたが)予約した上で、コース料理を頼んだこともあり、お料理が優先的に配膳されてきたように思います。それに比べ、丼ものなど、価格帯が安いものを注文された方は比較的待たされていたように感じました。この店では、安い=気軽=短時間で済ませる、とはいかないようです。

食事中に何名か飛び込みのお客さまがいらっしゃいましたが、お断りしていたり、コース料理なら入店可と案内したりと、お店側の都合を大切にされていました。(自分のフリーランスという仕事に置き換えてみると、こういうスタンス、悪くないなと思って見てました)

また、大将とスタッフは、私に対してちょっとよそよそしい感じで、なんだか不安でしたが、恐らくあの感じだと、人柄的にシャイなのかな? あるいは、身なりやかもし出す雰囲気と注文しているもののギャップに困惑していたかもしれません。

とにもかくにも、このお店は【予約】して伺うことをお勧めします。

 

・基本情報

店名: 鉄板フレンチ ピヴォーテ (Pivote)

住所:愛知県名古屋市西区那古野1-22-9  円頓寺商店街裏・四間道

電話番号:050-5263-5626

営業時間:[平日・土・祝前]ディナー 17:30~00:00 (L.O.22:00) [火~土・祝前]ランチ 11:30~13:00 (L.O.13:00)

定休日:日曜・祝日

 

・メニュー

ランチ:2,500円〜

ディナー:要お問い合わせ

※コース以外のお料理はカード不可の場合があります。

※最高級無濾過ビール「白穂乃香」あります。その他、スパーリングワイン・ワインがあります。

 

お願い:食いしん坊のみなさま

名古屋で心から美味しいと思えるレストランをなかなか見つけることができません。お勧めのお店があれば教えてください。